( ^ω^)がタイムスリップしたようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 21:48:47.22 ID:m47lKKnt0
きーんこーんかーんこーん・・・

ここは至って普通の高校、「県立VIP高校」である。



( ^ω^)「やっと授業おわったお」

僕の名は内藤ホライズン。周りからはブーンと呼ばれているんだお。

ちなみに高校3年生だお。


('A`)「「ようブーン。今日こそは例のアレを拾いに行こうぜ」

彼の名はドクオ。ブーンの数少ない友人の一人だお。・・・ちなみに年齢=童貞暦だおwww

(*^ω^)「もちろんだお。今日も一日中アレのことしか頭の中になかったお」

('A`)「ったく、お前だって一応大学行くんだろ?授業も聞かずにめでたい奴だな・・・」

そうしてブーン達は学校から少し離れた森の中へ入っていったんだお。


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:02:58.52 ID:m47lKKnt0
森に入って少し進むと、そこには人工的な洞窟がある。

ここはブーン達が小学生のときから秘密基地にしていた場所だお。

('A`)「今日はやけに薄気味悪いな・・・」

( ^ω^)「そうかお?お前の顔のほうがよっぽど薄気味悪いおwwwww」

('A`)「・・・」

ブーンたちが洞窟に入ろうとしたその時だお。

"ガサガサガサ・・・"

(;^ω^)「な、なんかいるのかお・・・?」

('A`)「デカイな。猪なんてこの辺にいないし・・・」

(;^ω^)「もしかしてライオンかお!?」

ブーンがいつもどおりの天然っぷりを発揮したとき、草むらの中からブーン達と同じ制服を着た人物が現れた。


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:03:54.82 ID:m47lKKnt0
( ´・ω・`)「やぁ。」

( ^ω^)「ちょwwwショボンかおww脅かすなお」

( ´・ω・`)「すまない。君ら二人が嬉しそうに帰っていくのを見かけてね。ちょっとつけて来たんだ」

( ^ω^)「まったく気がつかなかったお」

彼の名はショボン。ブーンの昔からの親友だお。

( ´・ω・`)「しかし二人でこんな暗い穴の中に入るなんて・・・」

(*´・ω・`)「うほっ」

( ^ω^)('A`)「ちょwwwwwちげぇよwww」

そうしてブーン達は洞窟の中へと入っていったんだお。

( ^ω^)「あったお!」

彼が指差した先には・・・



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:04:31.08 ID:m47lKKnt0
彼が指差した先には・・・

大量のエロ本があった。

('A`)「2年かけて集めた甲斐があったぜ」

( ´・ω・`)「なにをするのかと思ったらこんなことか」

( ^ω^)「こんなことって何だお!!!11!!男のロマンだお!!!」

しかし誰もブーンの言葉なんて聞いていなかったんだお。

('A`)「少し暗いな・・・何も見えないぜ・・・」

( ´・ω・`)「このいらないプリントとライターで焚き火をしよう」

そうして3人はかばんの中からプリントを取り出してそれに火を放った。

('A`)「おいブーン、それ教科書じゃねぇか?」

( ^ω^)「落書きだらけで文字が見えないから燃やすおwww」

('A`)「・・・」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:05:18.92 ID:m47lKKnt0
そうしてブーン達が洞窟の中で2時間ほど大人のひと時を過ごしていた時だったんだお。

急に皆の顔色が悪くなってきたんだお。

('A`)「なんだか・・・眠い・・・」

(;^ω^)「ブーンもなんだか眠いお・・・」

(;´・ω・`)「これは・・・だめかm・・・」




そして3人はその場に倒れたんだお―――――


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:06:00.73 ID:m47lKKnt0
( -ω-)「ん・・・うーん・・・」

どのくらい眠っていたのだろうか。太陽の光がブーンを照らす。

( ^ω^)「あちぃよwwww」

( ^ω^)「あれ・・・さっきまで洞窟の中に居たはずなのに・・・なんで外にいるんだお?」

きっとほかの二人が外に引っ張り出したのだろう・・・

(;^ω^)「ほかの二人・・・?そういえばドクオとショボンはドコだお?」

その時だった。

後方の草むらから何かが動く音がした。


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:06:54.07 ID:m47lKKnt0
(;^ω^)「ちょwwwまたショボンかお?脅かさないで早く出てきてほしいおwww」

しかし草むらから出てきたのはショボンではなく、軍服を着た背の高い男だった。

ミ,,゚Д゚彡「おい貴様!ここは立ち入り禁止区域だぞ!ゴラァ!!」

(;^ω^)「何言ってるんだおwwそれなら、ここは軍ヲタ立ち入り禁止区域だおwww」

ミ,,゚Д゚彡「???何の事だか分からんがちょっと来い!制服を着てるということはお前は徴兵対象だゴルァ!」

(;^ω^)「ちょwww引っ張るなお!」

・・・2分ほど歩くと、ブーンが先ほどまで居た洞窟に着いた。

( ^ω^)「ここは・・・!ブーンの秘密基地だお!」

ミ,,゚Д゚彡「ブーンの秘密基地??何言ってるんだ?ここはVIP帝国陸軍の地下壕だぞゴラァ!!」

( ^ω^)「お前はどこまで軍ヲタなんだおwww」

ブーンはそう言いながら洞窟の中を覗いた。


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:07:49.47 ID:m47lKKnt0
・・・そこには軍服を着た男が沢山集まっていた。

(;^ω^)「ブーン達の秘密基地はいつから軍ヲタの聖地になったんだおwwww」

そのときだった。

???「ブーンか!!!ブーンいるのか!!!」

洞窟の奥から声が聞こえた。

聞き覚えのある声。この声はドクオの声だ。


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/30(水) 22:09:04.78 ID:m47lKKnt0

(;'A`)「どうなってるんだ一体!!」

(;^ω^)「知らないお!!起きたら軍ヲタに捕まったんだおww」

( ^ω^)「・・・って」

(#^ω^)「なんでドクオまで軍服着てるんだお!!」

('A`)「俺が18歳だって言ったら急に着せられたんだ!徴兵逃れだろとか何だとか・・・」

( ^ω^)「・・・・・・なんかおかしいお・・・」

('A`)「お前の顔なら24時間365日おかしいぜ?」

(#^ω^)「死ねwww氏ねじゃなくて死ねwwww」

ミ,,゚Д゚彡「おい、お前!さっさと着替えろ!!ゴルァ!!」



・・・そうして、よく分からないうちにブーン達は帝国陸軍とやらに従軍することになったんだお―――――


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