( ^ω^)ブーン達は街に生きるようです
558 名前: ◆ERGS03OiNo :2006/08/18(金) 23:19:11.50 ID:CzgeqrO40
( ´∀`)「どうも、今回はモナーが・・・」

( ´∀・ )ゴキゴキ

( ≡∀・ )メリメリ

(*・∀・*)シャッキーン「嘘でした。やっぱり僕が語り部です」

( ・∀・ )「さて、そんなことは置いといて・・・」

( ・∀・ )「今回の主役はツンデレさんとしぃさん。どうやら不思議なできごとに遭うみたいですね」

( ・∀・ )「それでは第7話、どうぞ」

559 名前: ◆ERGS03OiNo :2006/08/18(金) 23:20:56.96 ID:CzgeqrO40
第7話『午後11時30分』


ここはVIP高校・・・

ξ゚听)ξ「えーマジ!?」

(*゚ー゚)「ホントよホント!ウソじゃないって」

金髪でカールがかかってる子はツン、これといって派手な特徴は無いが、かわいい顔をした子がしぃだ。

彼女達は今流行っている噂のことを話しているのだった

561 名前: ◆ERGS03OiNo :2006/08/18(金) 23:22:31.49 ID:CzgeqrO40
(*゚ー゚)「なんでも、午後11時30分に西三丁目に行くと、なにかが起こるらしいよ」

ξ゚听)ξ「・・・どうせ、デマよ」

ツンは現実主義者だった。大体そういうのは見間違いとかだろうと思っている・・・

(*゚ー゚)「いやいや、でも面白そうじゃない?」

ξ゚听)ξ「全然」

(;゚ー゚)「そこは乗ろうよ・・・」

ξ゚听)ξ「仕方ないわね・・・わかった。いいわよ」

・・・
・・


562 名前: ◆ERGS03OiNo :2006/08/18(金) 23:24:22.31 ID:CzgeqrO40
・・・そして夜、西三丁目・・・

(*゚ー゚)「なんかワクテカしない?」

ξ゚听)ξ「いいえ。それはトムです」

(*゚ー゚)「はい、それはとてもうざいと言います」

そうこう話しているうちに、11時27分になってしまった

(*゚ー゚)「あと三分・・・」

ξ゚听)ξ「・・・」

9 名前: ◆ERGS03OiNo 投稿日: 2006/08/19(土) 00:16:53
11時29分・・・

(*゚ー゚)「あと1分・・・」

ξ;゚听)ξ「なっ、なんか怖くなってきたわ」

(*゚ー゚)「でしょ?これがたまんないんだって!」

ξ;゚听)ξ(もう二度とやりたくない・・・)

時間は近づく。あと30秒・・・

(*゚ー゚)「もうすぐだわ・・・」

ξ゚听)ξ「あと20秒・・・!」

二人は見合うことはしなかった。ただただ携帯の時計を見つめている

10・・・
9・・・
8・・・
7・・・
6・・・

10 名前: ◆ERGS03OiNo 投稿日: 2006/08/19(土) 00:20:03
(*゚ー゚)「5!」
ξ゚听)ξ「4」
(*゚ー゚)「3!」
ξ゚听)ξ「2・・・」
(*゚ー゚)゚听)ξ「1!」

11時30分・・・

ξ゚听)ξ「・・・なによ、何も起こらないじゃない、しぃ」

ツンはしぃの方に振りかえる。だがそこには誰もいなかった

ξ;゚听)ξ「え・・・?」

辺りを見まわすが、しぃどころか人っ子一人いなかった

ξ;゚听)ξ「何故いなくなってるの!?みんな、なんでいないの!!」

どこにも、誰もいなくなっていた

ξ;゚听)ξ「助けて!誰か・・・!」

風さえも吹かない。まるでツンを置き去りにしているようだ

11 名前: ◆ERGS03OiNo 投稿日: 2006/08/19(土) 00:23:39
(カチリ・・・)

時計が11時31分を指す

ξ;凵Gξ「誰か・・・たすけ」

(;゚ー゚)「ああああああ!!!!!!!!1」

ξ;゚听)ξ「しぃ!!!!!どこいってたの!!!」

気がついたら、しぃが隣にいた。

(;゚ー゚)「ハァハァ・・・」

ξ;゚听)ξ「なっ、何かあったの?」

(;゚ー゚)「変な人がこっちを見つづけて・・・それがいっぱい増えて・・・」

・・・
・・


12 名前: ◆ERGS03OiNo 投稿日: 2006/08/19(土) 00:27:48
何時の間にか、二人は帰還していた。

この地区の人には影響はなかったんだろうか・・・。

それとも、三丁目が新しい訪問者を拒んでいるんだろうか・・・

それはわからないが、とにかく二人はもう、来ないと誓った

( ・∀・ )「VIP街は素性を調べるものには容赦はありません」

( ・∀・ )「今回は助かったようですが、次は・・・」

( ・∀・ )「ではまた」


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