( ^ω^)ブーンがMSに乗るようです
- 26 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:16:20.03 ID:8SffNQ+G0
- 第11話「NTと謎のMA」
(*゚ー゚)「ギコ君…」
しぃはギコを殺してしまった事を知り、動きが止まっていた。
( ^ω^)「お前かお!お前がギコを…!」
そこにブーンが来る。
(*゚ー゚)「…敵…?」
( ^ω^)「ギコの仇だお!!」
ブーンがビームサーベルで斬りかかる。
(*゚ー゚)「…やっぱりギコ君だったんだ…」
とっさにビームサーベルを受け止めたしぃは接触回線で聞いて確信した。
- 27 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:17:07.92 ID:8SffNQ+G0
- ビームサーベルを受け止められたブーンはすぐに離れ、ビームスプレーガンを連射する。
( ^ω^)「ギコが味わった痛みを思い知るお!!」
ビームは動揺して避け切れなかったしぃ機のコックピットを撃ちぬいた。
(*゚ー゚)『ギコ君…ごめん…私も一緒に逝くから…』
( ^ω^)「…ギコの知り合いだったのかお…?」
聞こえてきた声にブーンが質問した。
もう死んだ人間が質問に答えるわけはないが。
- 28 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:18:38.40 ID:8SffNQ+G0
- (;-_-)(次に壊されるのはたぶん腕だな…そして攻撃方法はあのナギナタ…だとしたらいける…)
ヒッキーは次の動きを予測しようとしていた。
足の次は腕なのはただの勘だったが、攻撃方法がナギナタなのはおそらく正確だった。
从'ー'从「次は腕だよ〜」
渡辺さんが腕を斬るために近づく。
(-_-)「来た…!」
近づいてきた瞬間、頭部バルカン砲を渡辺さん機の頭に撃ち込む。
バルカンの威力に接近の勢いが加わって渡辺さん機の頭が粉々に散った。
从'ー'从「あれれ〜?見えないよ〜?」
(-_-)「よし…これで攻撃は来ない…後はこのワイヤーをなんとかすれば…」
- 29 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:19:30.94 ID:8SffNQ+G0
- (#;∀;)「ペニサス…しぃ…貞子…生き残ってるのは俺と渡辺さんだけか…」
モララーもブーンと同じ様に仲間が死ぬたびにその声を聞いていた。
仲間以外の声も聞こえていたが、仲間の死の悲しみでそんなのはどうでもよくなっていた。
(#;∀;)「…俺が悲しんでる暇はないよな…」
そう言いながら涙を拭い、ビームライフルの銃口をヒッキー機に向ける。
( ・∀・)「渡辺さん!撤退しろ!」
言うと同時にモララーのビームはヒッキーを殺していた。
(-_-)『…仲間が…いたのか…忘れてた…』
( ・∀・)「残りは1人か…」
( ;ω;)「ヒッキーもやられたのかお…」
- 30 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:20:26.77 ID:8SffNQ+G0
- ( ^ω^)「ex14も残りはお前だけみたいだお!」
( ・∀・)「完全に一対一だな!」
接触回線でもないのに声が聞こえた。
─ニュータイプ。ブーンも噂だけなら聞いた事があった。
アムロ・レイとかジオンのシャア・アズナブル、ララァ・スンとかがそうらしい。
でもそれはただの噂だ。まさか自分がそれだとは信じられなかった。
(;^ω^)「まさか…ブーンはニュータイプなのかお…?」
(;・∀・)「お…俺もそうみたいだな」
モララーも同じ結論に達したようだ。
( ^ω^)「…ま、まあブーンがニュータイプだろうと何だろうと関係ないお!」
( ・∀・)「そうだな…俺はVIPを全滅させる…
死んでいったモナー達に俺がしてやれることはきっとそれしかないからな」
( ^ω^)( ・∀・)「行く(お)(からな)!!」
- 31 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:21:01.26 ID:8SffNQ+G0
- 川 ゚ -゚)「…で、お前ら全員その程度の損傷で戻ってきたわけか」
('A`)「その程度って…」
ξ゚听)ξ「頭がない状態で漂ってたら周りの雑魚にもやられるじゃない!」
(´・ω・`)「腕がないのも実際結構きついよ」
川 ゚ -゚)「冗談だ。よく生きて戻ってきたな」
(´<_` )「…ジョルジュとヒッキーとギコは死んだのか…」
( ´_ゝ`)「俺達の整備が悪かったか…?」
('A`)「お前らの整備はいつも通り完璧だった」
(´・ω・`)「あいつ等は運が悪かっただけだよ。僕達は運がよかったから生きられたんだ」
( ^Д^)「…しんみりしてるところ悪いが…謎の機体が接近中だ」
川 ゚ -゚)「謎の機体?新型のMSか?」
( ^Д^)「MSじゃないが…戦艦でもない」
('A`)「それって…?」
( ^Д^)「…おそらくMAだな」
川 ゚ -゚)「MA…正体がわからないし出撃準備が出来るまでかかわらないほうがよさそうだな」
- 32 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:22:02.48 ID:8SffNQ+G0
- ( ^ω^)「お前らのせいで…みんなが死んだお」
ブーンのビームスプレーガンをモララーが避ける。
( ・∀・)「それはそっちも同じだからな!こっちの仲間だってお前らに殺された…」
モララーも同じ様にビームライフルを撃ち、ブーンは避けた。
( ^ω^)「それでもお前らはex15の戦車隊やフライマンタ隊のみんなを…」
ブーンが接近、ビームサーベルで斬りかかる。
( ・∀・)「問題は人数じゃない!」
モララーはビームナギナタを抜き、防御体制に入る。
( ^ω^)「殺したら1人でも大人数でも一緒って事かお?そんな事はないお!」
ビームサーベルをビームナギナタで受け止め、密着している状況でブーンが頭部バルカン砲を発射す
る。
( ・∀・)「避けられない…!?」
モララー機の頭が吹っ飛んだ。
- 33 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 15:22:26.35 ID:8SffNQ+G0
- ( ・∀・)「カメラがやられたぐらいで…俺はNTみたいだからな」
カメラがなくなった機体を操りモララーはブーンをビームライフルで狙う。
( ^ω^)「当たらないお!」
先を読んでいたかのような動きでブーンは回避した。
( ・∀・)「NT相手に感覚で撃つのは無理か…一旦退くからな」
モララーが撤退した。
(;^ω^)「はぁ…はぁ…終わったお…ex14との戦いに勝ったんだお…」
ブーンも一回VIPに戻ることにした。
が、周りにはまだ敵のMSがいる。
( ^ω^)「終わったのはex14との戦いだけだお…」
補給を受けてから再出撃しよう。そう決めてブーンはVIPに戻っていった。
(;^ω^)「さ、サボるわけじゃないお」
第11話 完
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