( ^ω^)ブーンがMSに乗るようです
12 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:50:16.07 ID:8SffNQ+G0
第10話「それぞれの最期」


('A`)「なぜVIPにそこまでこだわる!?」

少し攻撃を緩め、ドクオが訊く。

( ´∀`)「ハインリッヒは…ずっと一緒に訓練して来た仲間だったモナ…
      ex14に配属される前もex14を落とすために一緒に特訓したモナ…
      それをお前らVIPは殺したモナ!許すわけには行かないモナ!」

('A`)「そうか…長話ご苦労だったな」

ドクオは少し離れてビームスプレーガンでコックピットを狙い、引き金を引いた。

('A`)「俺はあんま敵の戦う理由とか興味ないんでね」

爆発するモナー機を見ながらドクオが呟く。

('A`)「戦艦は…まだ燃え尽きてないな…」

ドクオは右足を損傷したため、撤退することにした。

13 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:51:56.95 ID:8SffNQ+G0
( ・∀・)「モナーが…あいつ…腕はたいした事ないくせに父親の地位が高いから隊長なんかに…」

モララーがモナー機の爆発を見て言った。

( ゚∀゚)「お前もすぐに同じようにしてやるよ!」

( ・∀・)「…悪役みたいだな…」

ジョルジュはモララーの突っ込みを無視、攻撃を続けた。

( ;∀;)「隊長なんかにならなければ…いや…俺と一緒にジオン軍に志願したりしなければ…」

モララーは泣き出した。

(#・∀・)「あの射撃野郎…それにお前も…VIPの奴らは全員殺してやる!」

( ゚∀゚)「泣いたり怒ったり大変だな!」

(#・∀・)「てえええええええええええええい!死ねえええええええええ!」

モララーはビームライフルをめちゃくちゃに撃つ。
その何発かがジョルジュの機体を貫いた。

(;゚∀゚)『こいつ…モナーとか言う奴のせいで動きがめちゃくちゃに…
       つかそのせいで心理戦できねぇ…俺の負けだな…』

(#;∀;)「モナー…ハインリッヒ…お前らのためにもVIPは全滅させるからな…」

14 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:52:39.36 ID:8SffNQ+G0
( ^ω^)「…お?」

ブーンは妙な感覚に足を止めた。

(;゚∀゚)『こいつ…モナーとか言う奴のせいで動きがめちゃくちゃに…
       つかそのせいで心理戦できねぇ…俺の負けだな…』

近くに誰もいないはずなのにそんな声が聞こえた気がしたからだ。

(;^ω^)「荒巻さんの時と同じだお…まさかジョルジュ…!?」

17 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:53:20.96 ID:8SffNQ+G0
( ,,゚Д゚)(…しぃ…?しぃなのか…?)

(*゚ー゚)「攻撃が止まった…?なら…!」

攻撃を止めたギコにしぃはビームナギナタで反撃を開始した。
ギコはその攻撃をなんとかビームサーベルで防いだ。

( ,,゚Д゚)(しぃを攻撃するわけには…)

ギコは全く攻撃しない。
その間もしぃの攻撃は続く。

(*゚ー゚)「攻撃できなくなったのか何なのか知らないけど…止め刺させてもらうよ」

18 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:53:57.96 ID:8SffNQ+G0
(-_-)「…ワイヤー…!?」

その声はワイヤーによって接触回線で渡辺さんに届いた。

从'ー'从「ワイヤーだってわかっても何も出来ないでしょ〜」

(-_-)「…ワイヤーを切れれば…」

从'ー'从「無理だよ〜武器全部ワイヤーで縛られてるもん」

(-_-)「…頭部バルカン…」

ヒッキーの頭部バルカン砲がワイヤーを狙う。
が、頭が動かない。

从'ー'从「頭固定してるから狙えないでしょ〜」

(;-_-)「…」

从'ー'从「あはは〜じゃあ少しずつ壊していこ〜」

渡辺さんがヒッキー機の足を斬る。

19 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:54:20.72 ID:8SffNQ+G0
ξ゚听)ξ「私は確かにMSは初心者だけど…戦車は長く乗ってるのよ」

('、`*川「それがどうしたの?」

ξ゚听)ξ「圧倒的に力に差があるMSと戦車で戦って長い間生き残ったって事。
      つまりMS同士なら勝てるはずなのよ!」

ツンはビームナギナタをはじき、一旦離れる。

ξ゚听)ξ「さっき投げた銃は…」

少しはなれた所にビームスプレーガンが浮いている。

ξ゚听)ξ「あそこね…」

20 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:55:34.87 ID:8SffNQ+G0
('、`*川「あの武器を拾う気ね…そんなことさせないけど」

ペニサスはビームライフルをビームスプレーガンに向けた。

ξ゚听)ξ「作戦通り!あんたが武器を撃ちやすい位置に出してくれるのを待ってたのよ!」

ツンの頭部バルカン砲がペニサスのビームライフルを破壊する。
そしてビームスプレーガンを拾う。

ξ゚听)ξ「これで終わりよ」

ツンのビームスプレーガンはペニサス機のコックピットを狙っていた。

('、`*川「…!?」

その銃口を見てとっさにビームナギナタを投げて防御しようとする。
が、次の瞬間にはビームに焼かれていた。

ξ゚听)ξ「これが初心者なりの戦い方よ!」

ビームナギナタがツン機の頭を切り取った。

ξ゚听)ξ「…あのナギナタ…撤退するしかないわね」

21 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:56:06.80 ID:8SffNQ+G0
m9川。∀;:;:;........ 「ヴァァァァァェァァァ・・・」

貞子の連続的な攻撃が続く。

((((;´・ω・`)))「テラコワス」

ショボンは貞子に怯えながらも攻撃は全て避けた。

m9川。∀;:;:;........ 「シネシネシネシネシネシネシネシネ・・・」

貞子のビームライフルの連射がショボン機の左腕を撃ちぬいた。

(´・ω・`)「危ないな…怖がってる場合じゃないって事かな」

貞子機の頭を撃ちぬいた。

m9川。∀;:;:;........ 「ヴァァァァ・・・ミエナイ・・・」

(´・ω・`)「経験が少なすぎるって言ったでしょ。
      あと…戦闘中にきれるのはよくないよ。動きが粗くなるからね」

ビームスプレーガンでコックピットを撃ち、ショボンは貞子を倒した。

(´・ω・`)「腕がない状態で戦うのは難しいな…一回VIPに帰ろうかな」

ショボンは撤退した。

22 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:56:31.68 ID:8SffNQ+G0
ブーンは戦闘空域に入った。
そしてジョルジュ機の残骸を見つける。

( ^ω^)「…あれはジョルジュの機体だお…やっぱり…」


(*゚ー゚)「止め刺させてもらうよ」

攻撃が止まったギコにしぃはビームライフルを撃ち込む。
しぃが敵にいる事で混乱していたギコは突然のビームを避けきれなかった。

( ,,゚Д゚)『しぃ…約束守れなかったな…』

その声はしぃにも聞こえた。

(*゚ー゚)「…え…ギコ君…?」


同じ声をブーンも聞いた。

( ^ω^)「…ギコ!あの爆発はギコだったのかお!?」

ブーンはギコが殺された、しぃがいる場所に向かった。

第10話 完


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