( ^ω^)ブーンがMSに乗るようです
4 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:44:03.84 ID:8SffNQ+G0
第9話「特訓とか初心者とかギコとか何なんだ?」


( ,,゚Д゚)「ゴルァ!」

ギコがビームサーベルを振る。敵のゲルググがそれを受け止める。

(???)「この相手…動きがずいぶん粗い…」

一瞬の接触でギコはその声を聞いた。

( ,,゚Д゚)「粗いとはなんだゴルァ!どうせ初心者だ!
      …って今の声は何か聞いた事がある気が…」

声を気にしながらもギコは攻撃を止めない。

(???)「きっとモナー大尉達が言ってたどう見ても初心者のザクのパイロットね」

敵の勘違いした言葉がビームサーベルとビームナギナタがぶつかる度に断続的に聞こえる。
今度は誰の声かわかった。

( ,,゚Д゚)「…しぃ…?」

ギコの攻撃が止まった。

5 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:44:23.05 ID:8SffNQ+G0
('A`)「ex16での接近戦特訓の成果を見せてやる!」

モナーと斬りあいながらドクオが叫ぶ。

( ´∀`)「特訓の成果モナ?ちょっと特訓したからってモナーに勝てるわけないモナ!」

そう言うとモナーはビームナギナタを振り、ドクオ機の右足を斬り落とす。

('A`)「そうか?」

ドクオは急にモナーから離れ、遠くの戦艦のエンジンを撃った。

( ´∀`)「何やってるモナ?あの戦艦はモナーには関係ないモナ」

('A`)「あの戦艦はジオンのだ…関係なくはないだろ。
    まあそれは関係ないけどな。あれが全部炎に包まれる前にお前を倒す」

( ´∀`)「あれがジオンのだろうと連邦のだろうと関係ないモナ
      VIPを落とせればそれでいいモナ!」

6 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:45:04.21 ID:8SffNQ+G0
ξ゚听)ξ「当たれーーーー!!」

ツンは一旦離れ、種の無t(ry
しかしペニサスには当たらない。
逆にペニサスはビームナギナタをもって急接近する。
ツンはビームスプレーガンを投げ捨て、ビームサーベルで防御した。

('、`*川「何この機体…何か動きが初心者臭い…」

ξ゚听)ξ「悪かったわね!初心者臭くて!」

('、`*川「全然悪くないわよ。初心者の方が倒しやすいから」

ξ゚听)ξ「あんたはその初心者に今から倒されるのよ!」

7 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:45:40.00 ID:8SffNQ+G0
从'ー'从(周りにもっと残骸があればな〜…)

(-_-)(攻撃して来ない…?それなら今のうちに周りの雑魚を…)

近づいてこないしビームライフルを撃つ気配もない渡辺さんを見てヒッキーは周りにいる他の機体を

倒すことにした。
ビームスプレーガンが一発撃たれるたびに周りのジオン機が1機ずつ破壊されていく。
その光景を渡辺さんは何もせずに見ていた。

(-_-)(仲間がやられてるのに何もしない…?何なんだ?)

从'ー'从「これくらいあればいいかな〜?」

突然渡辺さんが動き、ヒッキーと一定の間合いを取りながらビームライフルを撃ち始めた。
ヒッキーはそのビームを最小限の動きでかわしていった。

从'ー'从「よし!捕まえたよ〜!」

そう言って渡辺さんが一気に離れる。
渡辺さんの機体につないであるワイヤーに縛られ、追いかけようとしたヒッキー機は動けなかった。

8 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:46:20.74 ID:8SffNQ+G0
( ゚∀゚)「前の腕の分!」

ビームサーベルを持ってないほうの手で殴り、モララー機の頭をへこませた。

( ・∀・)「素手!?」

( ゚∀゚)「武器を使うだけがMS戦じゃないだろ!」

( ・∀・)「そうだな…」

そう言いながらモララーはジョルジュの機体を蹴る。
だがその蹴りはビームサーベルに真っ二つにされていた。

( ・∀・)「読まれた!?」

( ゚∀゚)「心理戦ならMSの腕で少し負けてても勝てるからな」

( ・∀・)「心理戦…まさか俺が蹴りを出すように誘導した…!?」

( ゚∀゚)「武器を使わないって言えば自然に自分も武器を使わないで戦おうとするだろ!
      それがわかれば簡単に防げる」

( ・∀・)「…俺が未熟だって事だな。まあ宇宙での戦いで足は大して必要ないからな!」

9 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:46:52.68 ID:8SffNQ+G0
(´・ω・`)「補充兵か…ギコやツンと一緒だね」

川д川「…?」

突然ショボンが言った事の意味が貞子には理解出来なかった。

川д川「あの…それってどういう…?」

(´・ω・`)「いや…」

ショボンが貞子の機体をはじき、離れ、それから一気に接近、体勢が崩れていた貞子を斬った。

(´・ω・`)「圧倒的に経験が足りないな…と思っただけなんだ。」

川д川「あ…ぅ…」

ショボンが振り返り自分が斬った機体を確認しようとした時、そこには貞子の機体はなかった。

(´・ω・`)「あれ…?いない…?」

周りを見回し、後ろを見る。

m9川。∀;:;:;........ 「ヴァァァァァェァァァ・・・」

叫び声とともに片足がなくなった貞子機が斬りかかってきた。

(;´・ω・`)「…きれると怖いタイプみたいだね…」

10 名前: ◆7LnRjXmym6 :2006/08/11(金) 14:47:39.62 ID:8SffNQ+G0
(;^ω^)「おっおっおっwwwwww戻らなきゃいけないおwwwwwww」

ブーンは何もない非戦闘空域から戦闘空域に向かって全速力で移動していた。

(;^ω^)「敵がいなくなったと思ったら戦闘空域から出てたおwwwwwブーンバカスwwwww」

まだ戦闘の光はモニターの真ん中で小さく光るだけだった。

第9話 完


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