( ^ω^)ブーンがMSに乗るようです
- 48 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:46:31.15 ID:qgifM+NG0
- 第6話「荒巻ハインリッヒ」
ツンのザクの周りをフライマンタが飛び、ドムに向かっていた。
ξ゚听)ξ「頭を狙うのよ!目をつぶせば戦えなくなるから!」
( ,,゚Д゚)「把握した。行くぞゴルァ!」
('A`)「フライマンタktkrwwwww」
( ´∀`)「フライマンタモナ?」
( ,,゚Д゚)「攻撃だゴルァ!」
フライマンタ隊のミサイルの一斉射撃がドムの頭に向かって飛ぶ。
その瞬間、拡散ビーム砲が光り、ミサイルが爆発、ドムは無傷だった。
(#´∀`)「怒ったモナ」
モナーはヒートサーベルを投げた。
ヒートサーベルは回転しながら飛び、フライマンタを何機も巻き込んだ。
(#,,゚Д゚)「ゴルァァァァァァァァァァ!!!!!」
ギコがミサイルを乱射する。
そのミサイルの何発かがモナー機の頭に当たり、モナー機のモノアイは破壊された。
(#´∀`)「…みんな後は任せたモナ。モナーは撤退するモナ」
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/10(木) 15:46:48.60 ID:qgifM+NG0
- 从'ー'从「あれれ〜?当たらないよ〜?」
( ^ω^)「おっおっおっwwwww」
渡辺さんの攻撃をブーンは手を横に広げて走り回避する。
が、突然ブーン機の動きが止まった。
( ^ω^)「ちょwwwwwwwどうしたんだおwwwwww?」
从'ー'从「やった〜!作戦成功だ〜」
渡辺さん機の足にワイヤーがついている。
そのワイヤーが周りの残骸に引っかかりブーン機を包囲、足に絡まり動けなくなっていた。
(;^ω^)「やばいお…」
- 50 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:47:09.77 ID:qgifM+NG0
- (-_-)「…」
('、`*川「避けるのが精一杯…」
ヒッキーは100mmマシンガンで一方的に遠くから撃っていた。
ジャイアントバズを失ったドムに遠距離攻撃の方法はない。
('、`*川「なんとか攻撃しなきゃ…」
そう考えてる間にもヒッキーの攻撃は続く。
この時モナー機は撤退した。
('、`*川「モナー…その戦法もらうね」
ペニサスはヒートサーベルを投げる。
槍投げのような投げ方でまっすぐヒッキー機に向かっていった。
(-_-)「…っ!!」
ヒッキーは避けようと左に跳んだ。
しかし避けきれず100mmマシンガンを持っていた右腕の肘から下を失ってしまった。
- 51 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:47:55.05 ID:qgifM+NG0
- ( ・∀・)「モナーがやられた!?」
( ゚∀゚)「お前も!帰れ!」
( ・∀・)「よそ見してもお前なんかに負けないからな!」
モララーとジョルジュが激しく斬り合う。
( ・∀・)「…死ね!」
( ゚∀゚)「何!?」
ヒートサーベルがジョルジュ機の腕を斬る。
( ・∀・)「これで終わりだからな!」
今度はコックピットを狙う。
ジョルジュは後に飛んでかわす。
( ・∀・)「次は当て…!?」
突然、モララー機のモニターが死んだ。
- 52 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:48:17.86 ID:qgifM+NG0
- (´・ω・`)「君たちの仲間が1人やられたみたいだね」
接触回線を使ってショボンはハインリッヒに話しかける。
从゚∀从「な、なんだってー!!」
(´・ω☆`)キラーン「もらったー!」
モナーがいたほうを見た瞬間、ビームサーベルがハインリッヒ機の左腕を切り落とした。
从#゚∀从「お前腕を…!!」
ハインリッヒが残った腕でヒートサーベルを振り下ろそうとした時。
モララーと同じようにモニターが突然死んだ。
それでもヒートサーベルはそのまま振り下ろされる。
(´・ω・`)「…しまった!」
ショボン機の右腕が切り落とされた。
- 53 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:49:11.74 ID:qgifM+NG0
- ('A`)「さて…遠距離なら…」
ドクオが4機のドムの頭を正確に撃ち抜いていた。
頭を撃ちぬかれたドムのパイロット達が撤退して行く。
( ・∀・)「くそ…一旦退くだけだからな!」
('、`*川「…」
从'ー'从「あれれ〜?見えないよ〜?」
从#゚∀从「味方は撤退って事は…見えなくても周りは敵だけだ!」
怒り狂ったハインリッヒは1人だけ撤退せずに戦闘を続行、ヒートサーベルを振り回す。
(´・ω・`)「…あんな動きなら簡単に避けられるし簡単に攻撃当てられるよね」
ショボンが冷静にドムのコックピットを貫いた。
从 ∀从「…ぅ…負けた…?」
ハインリッヒが負けた事を理解する瞬間。
ドムが爆発した。
- 54 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:49:59.27 ID:qgifM+NG0
- ( ^ω^)「…やったのかお…?」
ξ゚听)ξ「勝ったみたいね」
(-_-)「…まだ…」
ヒッキーが山の向こうを見ながら呟いた。
( ゚∀゚)「何だあれ…?」
そこには4機のガウが飛んでいた。
(#´∀`)「ガウをぶつけるモナ!」
ジオン兵「えぇ!?そんなことしたら…」
(#´∀`)「方向をちゃんと決めたら脱出すれば勝手にぶつかるモナ!」
ジオン兵「帰りは…?」
(#´∀`)「この人数ならガウ1機で帰れるモナ!文句言わずに早くするモナ!」
ジオン兵「わ、わかりました」
- 55 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:50:28.56 ID:qgifM+NG0
- /,' 3「生き残ってる者はVIPに乗れ!」
,( ・)(・ )、「荒巻大佐はどうするナリだすか?」
/,' 3「ここに残る」
,( ・)(・ )、「…じゃあ僕も残るナリだす。大佐を置いて逃げるなんて出来ないナリだすよ」
/,' 3「…勝手にしろ」
- 56 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:51:05.62 ID:qgifM+NG0
- ブーン達VIPのパイロットとフライマンタ隊はガウに集中砲火を浴びせていた。
(;^ω^)「4機も破壊できないお」
(;'A`)「くそっ…コックピットを撃っても軌道が変わらねぇ…」
(´・ω・`)「無人なんじゃないかな?」
(-_-)「無人でどうやって…?」
( ゚∀゚)「そんなことより破壊!」
ξ゚听)ξ「ex15にぶつかるなんて…許さないから!」
撃ち続けるパイロットたちに通信が入った。
/,' 3「VIPに乗って離脱しろ!…これは私の最期の命令だ…反論は許さん」
( ^ω^)「ツン!荒巻さんの階級は?」
ξ゚听)ξ「大佐よ…
多分VIPに大佐より上の人はいないことがわかってて命令だなんて言ったのね…」
- 57 : ◆7LnRjXmym6 :2006/08/10(木) 15:51:59.37 ID:qgifM+NG0
- ガウがex15に落ちる。
格納庫も、司令室も、全てを破壊して。
VIPのメンバーはex15から離れるVIPの中でその光景を見ていた。
ξ;凵G)ξ「荒巻大佐…」
( ,,;Д;)「くそっ…俺がもっとしっかりしてれば…フライマンタ隊も…大佐も…」
ガウに巻き込まれて破壊されたフライマンタも含め、結局フライマンタ隊はギコ以外全滅だった。
( ;ω;)「荒巻さん…」
/,' 3『みんな…私の分まで生きてくれ…』
爆発音の中でブーンは荒巻の声を聞いたような気がした。
第6話 完
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