( ^ω^)ブーンがMSに乗るようです
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:25:53.91 ID:P1kVP5dv0
第2話「ツンと特訓」


─ex14

元連邦の基地だったex14はジオンに占拠され、今はex15攻撃の拠点になっている。
ex14から見てex15の向こう側には大規模基地のex16があり、そこの攻略のためにex15は重要だった。

( <●><●>)「MS隊が全滅しました」

<ヽ`∀´>「5機も出たのに全滅ニダ!?ex15にはMSはいないはずニダ!」

( ´ー`)「MSを乗せた戦艦でも来たんじゃネーノ?」

<ヽ`∀´>「いつの間に来たニダ!?」

( ´ー`)「シラネーヨ」

( ´∀`)「新型はいつ来るモナ?」

( <●><●>)「新型が来るのは一週間後ぐらいになります」

( ・∀・)「新型ってMS?MA?」

( <●><●>)「MSです。ザクとは全く違うタイプの機体が5機」

<ヽ`∀´>「新型がついに来るニダ!これでex15なんかすぐに落とせるニダ!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:26:09.21 ID:P1kVP5dv0
川 ゚ -゚)「作戦は把握したか?」

ex15ではクーからVIPのパイロット達に作戦が伝えられていた。

( ^ω^)('A`)(´・ω・`)( ゚∀゚)(-_-)「把握した」

その作戦の内容は
「前回の戦いで回収したザクでex14に近づき、敵を混乱させる。
そして残りの5機はそれぞれ別の方向から基地に攻め込む。」
という単純なものだった。
しかし…

( ´_ゝ`)「この作戦には問題があるな…俺の出番がない」

(´<_`  )「違うぞ兄者。1人パイロットが足りないだろ」

( ^Д^)「俺が乗るか?」

川 ゚ -゚)「いや。その必要はない」

( ^Д^)「じゃあ誰が?」

川 ゚ -゚)「この基地から一人出すらしい。皆でそのパイロットの特訓を手伝ってくれ」

( ^ω^)('A`)(´・ω・`)( ゚∀゚)(-_-)「把握した」

川 ゚ -゚)(その特訓の間に私はここの戦車隊の戦い方を何とかしないと…
     MS2機にやられるようじゃだめだ…)

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:26:35.12 ID:P1kVP5dv0
ξ゚听)ξ「なんで私がMSに!?しかも敵を混乱させる役目って一番危険じゃない!」

/,' 3「君の戦車の腕はex15で一番高い。それだけの技術があればMSだって動かせるはずだ」

ξ゚听)ξ「動かしたことないどころか中を見たことすらないのに?」

,( ・)(・ )、「そのために作戦の実行まで一週間あるナリだすよ」

ξ゚听)ξ「一週間で操縦覚えて実戦までしなきゃいけないわけ!?」

ザクのパイロット候補は戦車隊隊長、ツンだった。

/,' 3「無理か…他に誰もいないと思ったんだがな…」

,( ・)(・ )、「おとなしくやられるのを待つしかないナリだすね…」

ξ゚听)ξ「わ、わかったわよ!やればいいんでしょ!」

/,' 3「おぉ!やってくれるか!」

シャーミンがツンに紙の束を手渡す。

,( ・)(・ )、「これがMSの操作マニュアルナリだすよ」

/,' 3「実際の操縦訓練は明日からだ。今日はそのマニュアルの内容を読んでおけばいい」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:26:51.40 ID:P1kVP5dv0
特訓一日目 移動練習

ξ゚听)ξ「たしか…こう?」

ツンがザクを動かしている。

( ^ω^)「ちょwwwwwwwぜんぜん駄目だおwwwwwwwww」
(´・ω・`)「ただ移動するだけなのに…」
('A`)「フラフラしすぎだな」
(-_-)「一週間で実戦出来るレベルになるの…?」
( ゚∀゚)「無理!無理!」

ξ゚听)ξ「ちょwwwwwww」


特訓二日目 移動練習

ξ゚听)ξ「よし!右!」

歩くぐらいは出来るようになっていた。

( ^ω^)「よし!上達してるお」
(´・ω・`)「うん。移動は合格かな」
('A`)「ってなんでショボンが判定下してんだよwwwwww」

(´・ω・`)「じゃあ誰が判定下すのさ」

ξ゚听)ξ「判定しなくていいんじゃない?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:27:08.98 ID:P1kVP5dv0
特訓三日目 射撃練習

ξ゚听)ξ「当たれーーーー!!」

種の無敵馬鹿のような掛け声とともにザクマシンガンの弾が飛ぶ。
射撃練習用のペイント弾だから被害はないものの実弾だった場合ブーンは死んでいただろう。

(;^ω^)「へたくそすぎだお」
(;´・ω・`)「的に当てるって言っただろ」
(;'A`)「ブーン、ペイント弾でよかったな」
(-_-)「…なんでこんなに射撃が下手なのに戦車隊の隊長なの…?」
(;゚∀゚)「指示出すのが得意なだけ!」

ξ゚听)ξ「う…うるさい!戦車と感覚が違うのよ!」

この日、ツンはブーン達が避難した後も一人で練習を続けた。


特訓四日目 射撃練習

ξ゚听)ξ「当たれーーーー!!」

種の無敵馬鹿(ry
今回は的に当たった。

( ^ω^)「おっおっおっ」
(-_-)「まあ一日練習すればこれくらいは誰でも…」
(´・ω・`)「射撃は合格」
('A`)「だからなんでショボンが判定を(ry

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:27:27.07 ID:P1kVP5dv0
特訓五日目 実戦練習

( ^ω^)「今日からは実戦練習だお」
(´・ω・`)「僕達が一時間ごとに交代してツンと戦うんだ。
      ツンが僕達にペイント弾を当てられたらツンは休憩。
      当てられなかったらずっと続くよ」

ξ゚听)ξ「把握した」


( ^ω^)「最初はブーンだお」

ξ゚听)ξ「一発当てればいいのよね」

( ^ω^)「そう簡単に当たらないお」

ブーンは機体を手を横に広げる独特のフォームで走らせる。

三⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン

ξ゚听)ξ「何あの走り方…」

ツンはザクマシンガンを乱射する。

三⊂二二二( ^ω^)二⊃ 「おっおっおっwwww当たらないおwwwww」

ξ#゚听)ξ「むかつく…!」

それから一時間、ブーンはひたすら走り回り、ツンはそれを狙ってひたすら撃った。
しかし、一発も当たらない。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:27:42.82 ID:P1kVP5dv0
( ^ω^)「ツンは全然敵の動…」
( ゚∀゚)「次は!俺!」

ブーンがアドバイスをする暇もなく続きが始まる。

( ゚∀゚)「おっぱい!おっぱい!」

腕を振りながらジョルジュの機体はビームサーベルを振り回す。

ξ゚听)ξ「…あの掛け声は何とかなんないわけ?」

ツンはジョルジュにザクマシンガンを撃つ。

( ゚∀゚)「おっぱい!おっぱい!」

掛け声にあわせ振られるビームサーベルによってペイント弾は打ち落とされた。

ξ゚听)ξ「ちょwwwwwwwwwありえないwwwwwwww」

ツンはジョルジュにも一発も当てられなかった。

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:28:19.57 ID:P1kVP5dv0
(´・ω・`)「次は僕だよ」

ξ゚听)ξ「この人は普通そうね…」


('A`)「よし、じゃあ次は俺だな」

ξ゚听)ξ「この前遠くからザクを狙撃した人ね…強敵かも…」


(-_-)「次…」

ξ゚听)ξ「確かザクを一瞬で倒した人…強敵すぎる…」


( ^ω^)「二週目だおwwwwwwまだ一回も休憩出来てないおwwwwwww」

ξ#゚听)ξ「う、うるさい!」

二週目が終わり、ツンは一回も休憩出来ていなかった。
途中でおにぎり、パンなどすぐに食べられる物を食べ、ツンは10時間も戦い続けていた。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 16:28:40.04 ID:P1kVP5dv0
( ^ω^)「三週目だおwwwwwwwこれが終わったら今日の特訓は終わりにするお」

ξ゚听)ξ「べ、別にそんなことしなくても今度は当てるんだから!」

( ^ω^)「がんばるおwww」

ξ゚听)ξ(チャンスは動き出す前ね…)

ブーンが機体を走らせる寸前にツンはザクマシンガンを撃つ。

( ^ω^)「ちょwwwwww」

機体の腕を水平に広げ走って回避しようとしたブーン機の腕に弾が当たった。

ξ゚听)ξ「手を横に広げる癖、直したほうがいいんじゃない?」

( ^ω^)「不意打ちは卑怯だおwwwwww」

ξ゚听)ξ「油断するのが悪いのよ」


このブーン戦をきっかけに、ツンは次々にブーン達に弾を当てていった。
そして一週間が経ち、作戦実行の日になった。

第2話 完


 戻る | 第3話へ

inserted by FC2 system