( ^ω^)ブーンがMSに乗るようです
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:19:10.17 ID:P1kVP5dv0
- 第1話「VIPのパイロット」
U.C.0079 11月
ひとつの基地が壊滅の危機に立たされていた。
/,' 3「たった2機のMSに…」
ジオンのMS、ザク2機の襲撃を受けた基地はMSを持たないため抵抗の術がなかった。
,( ・)(・ )、「味方から連絡ナリだすよ」
/,' 3「やっとか…」
,( ・)(・ )、「ペガサス級強襲揚陸艦、VIPが来るナリだすよ」
/,' 3「よし。全機基地に戻してくれ」
,( ・)(・ )、「戦車隊!フライマンタ隊!全機撤退ナリだすよ!」
基地ex15司令、荒巻スカルチノフの指示を通信士、シャーミン松中が伝える。
/,' 3「あとは…VIPの戦力に期待するしかないな」
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:19:43.23 ID:P1kVP5dv0
- ペガサス級強襲揚陸艦 VIPはex15を目指し進んでいた。
その巨大な機体の前に5機のMS、RGM-79[G] 先行試作量産型ジムが走っている。
(-_-)「…撤退し始めてる…」
('A`)「完全に俺たちに任せる気かよ」
( ^ω^)「相手の2機を誰が倒すか勝負するお!」
ブーンの提案にパイロット全員乗った。
もともと無口なヒッキーは無反応だったが。
('A`)「それなら…」
ドクオが遠くから100mmマシンガンで撃ち、敵の1機が爆散する。
( ^ω^)「ちょwwwwwドクオwwwwwwww遠くからwwwwwwww」
(´・ω・`)「それは卑怯だと思うんだ」
( ゚∀゚)「不意打ち!不意打ち!」
('A`)「お前らwwwwwwww」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:20:12.30 ID:P1kVP5dv0
- (-_-)「…」
ブーン達が話してる間にヒッキーは敵との間合いを詰めていた。
敵のザクがヒートホークを抜く。
(-_-)「…遅い…」
一本のビームサーベルでヒートホークを切り捨て、二本目のビームサーベルの出力を調節し、コックピットだけを貫く。
ザクは爆発することなく動作を停止した。
(-_-)「…ドクオと引き分けかな…」
( ^ω^)「ちょwwwwwwwヒッキーwwwwwwwww勝負に乗ってたのかおwwwwwww」
('A`)「ヒッキーが乗ってくるとか珍しいな」
( ゚∀゚)「乗るなら反応しろ!」
(´・ω・`)「勝ち方の美しさ的にはヒッキーの勝ちだと思うんだけど」
( ^ω^)「確かにヒッキーの方がいい勝ち方だったお」
('A`)「ちょwwwwwwwww」
(-_-)「…勝った…」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:20:35.73 ID:P1kVP5dv0
- >>3
ねーよwwwww
モビルスーツだwwwwww
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:20:52.31 ID:P1kVP5dv0
- ─VIP格納庫
ΩΩ Ωな、なんだってー!!
VIPの格納庫で整備士の兄者、弟者から驚くべき事実がパイロットたちに伝えられていた。
( ´_ゝ`)「ヒッキーがザクを撃破する直前に」
(´<_` )「通信を傍受した」
('A`)「って事は…」
( ´_ゝ`)「間違いなく」
(´<_` )「増援は来る」
( ^ω^)「交互にしゃべるなおwwwwwwww」
(´・ω・`)「それより問題は」
('A`)「その増援がいつかって事だな」
( ^ω^)「ちょwwwwうつってるwwwwwwwwwww」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:21:53.15 ID:P1kVP5dv0
- ( ゚∀゚)「そういえば艦長は?」
(-_-)「いつもなら…」
(´・ω・`)「戻ってきたときには」
('A`)「格納庫に来るのにな」
( ^ω^)「感染拡大wwwwwwww」
( ´_ゝ`)「艦長なら」
(´<_` )「ex15に降りてる」
ブー ブー ブー
( ^ω^)「お?」
敵の接近を示す警報が鳴り響く。
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:22:14.08 ID:P1kVP5dv0
- ( ^Д^)「ザクが5機接近中だ」
VIPの通信士、プギャーから格納庫に通信が入る。
( ^ω^)「ちょwwwwwwwハヤスwwwwwwwwwww」
('A`)「出撃だな」
( ´_ゝ`)「敵は5機なら」
(´<_` )「ブーン一人で行けるな」
( ^ω^)「お?」
( ´_ゝ`)「さっき使えなかった新装備」
(´<_` )「試して来い」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:22:39.51 ID:P1kVP5dv0
- ( ^ω^)「システムBOON…使いこなせるかわからないけど行くしかないお!
ブーン、陸戦型ジム、行くお!」
─システムBOON─
ブーン用に開発された追加武装。
腕の付け根にビームサーベルを装着し、手を横に広げ固定。
手の分のエネルギーをすべてビーム出力にまわし、巨大なビームで攻撃する。
敵が少数の時には当てにくいし無駄なエネルギー消費が多いから使わない。
手を横に広げるのは「こっちの方が走りやすいお」と言うただのブーンの趣味だった。
('A`)「専用装備かよ…厨くせぇ…」
(´・ω・`)「きっと厨くさくない設定があるんだよ」
('A`)「ありえないと思うけどな…」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:22:56.66 ID:P1kVP5dv0
- ( ^ω^)「システムBOON最大出力だお!」
三⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
ブーン機のビームサーベルが巨大化し、敵に突っ込んでいく。
あっという間に敵の5機のザクは真っ二つになっていた。
('A`)「ちょwwwwwwwあれは反則だろwwwwwwwww」
(´・ω・`)「あの強さは種並みだよね」
ザクを撃破した所から、少し離れたとき。
突然、ブーン機の動きが止まった。
( ^ω^)「ちょwwwwwwww動けないおwwwww」
( ゚∀゚)「あれでも種並みか?」
(´・ω・`)「どう見ても馬鹿です。本当にありがとうございました」
(-_-)「ビームサーベルにエネルギー注ぎ込みすぎ…」
( ^ω^)「回収に来てくれおwwwwwwwww」
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:23:20.95 ID:P1kVP5dv0
- エネルギー切れを起こしたブーン機はショボンによって回収された。
そして戦闘が一旦落ち着いたところでヒッキーがコックピットだけを破壊したザクを兄者、弟者は回収、修理することにした。
( ´_ゝ`)「この艦の基本方針は」
(´<_` )「敵機の部品もリサイクル」
(;^ω^)「そんな方針聞いたことないお」
( ´_ゝ`)「自分で考えた専用装備を使いこなせないような馬鹿に」
(´<_` )「基本方針を否定されたくないな」
(;^ω^)「ちょwwwwwwwwww」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/09(水) 14:23:45.36 ID:P1kVP5dv0
- ─ex15 司令官室
VIP艦長、クーと荒巻が話している。
/,' 3「待たせてしまったな」
川 ゚ -゚)「いや。襲撃の後ですから仕方ないですよ」
/,' 3「新しい作戦を印刷しなおしてるからもう少し…」
ガチャッ
,( ・)(・ )、「印刷できたナリだすよ」
シャーミンが紙を持って入ってきた。
/,' 3「それが今回VIPに参加してもらう作戦だ」
川 ゚ -゚)「…!?」
第1話 完
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