( ^ω^)ブーンが武道大会に出場するようです
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:20:51.51 ID:miTjrCao0
さてさて、お次はブーンの試合のようです。

(;^ω^)「緊張するお」

(´・ω・`)「だいじょうぶだよ!」

(;^ω^)「そうかお?行ってくるお!」

ブーンは武舞台へと走っていった!

(´・ω・`)「ブーンの実力なら大丈夫だよね。それで、相手は、えぇー…と 」

ショボンはブーンの対戦相手を探し始めた。すると…

(´・ω・`)「!!こっ、こいつら…!!」

一体どーしたというのだショボンよ。


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:22:22.69 ID:miTjrCao0
(´・ω・`)「や、やられキャラだ!だって名前、ザコA、ザコB、ザコCだもん」

試合が始まる前の選手紹介でそれを聞いたブーンは、

( ^ω^)「うはwwwwwモロやられキャラ一確wwwwww」

試合開始と同時に、あの技を繰り出した!

⊂二二二( ^ω^)二⊃

ザコ一同 「ギャー!」

試合はたったの、1分で終わってしまった。

( ^ω^)「よぇぇ…」

(´・ω・`)「こんな相手ばかりだといいんだけどね」

ブーン一瞬で、一回戦突破!


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:25:25.07 ID:miTjrCao0
さてさて、めでたく二人は一回戦を突破したわけだが、ショボンはどーしても気になっていた。
ドクオのことだ。

(´・ω・`)「あいつの試合も見ておくべきだろう」

ブーンとショボンは二人でドクオの試合を見ていた。

('A`)「カスが何人来ようと時間の無駄だ!」

カスA、B「なにおっ!!」

カスの怒りを煽るかのように言葉を放つドクオ。
カスABは二人同時にドクオに飛びかかった!


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:28:38.40 ID:miTjrCao0

カスAB「どりゃあぁー!」

('A`)「…」

スッ!

('A`)「…」

ドクオは攻撃を避けて相手の体に触れるとゆっくりと歩き出した。

カスAB「どこへ行く!まだ…」

ボンッ!!! 

(´・ω・`) !!!

右腕と左腕がそれぞれ吹っ飛んだ!

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:30:39.68 ID:miTjrCao0
(´・ω・`)「つよい!異様なまでに強い!」

( ^ω^)「そうかお?想定の範囲内だおw 」

(´・ω・`)「ブーン?」

( ^ω^)「あれは相手が弱すぎたんだお、それにあの技は誰にでも聞くわけじゃないおw」

(´・ω・`)「でも奴は他にもとんでもない技を…」

( ^ω^)「安心するお、ちゃんと修行したお」

(´・ω・`)「いやに自信満々だね、てことは勝利の見込みがあるってこと?」

( ^ω^)「まったくないおww」

(´・ω・`)「だめだこりゃww」

半ば開き直りのように見えたブーンのこの言葉が実は当たっていた。
事実この大会の注目株は、ショボンとブーンと、ドクオの三人になっていた。
三人は、順調に勝ち進んでいくことになる。


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:34:04.67 ID:miTjrCao0
( ^ω^)「そういえば僕は準決勝でドクオと対戦だお」

(´・ω・`)「ああ、そうか。ということは勝ったほうと僕が対戦するのか」

( ^ω^)「そういうことだお。まぁ、間違いなく僕だお」

('A`)「聞き捨てならねーな」

(´・ω・`)( ^ω^) 「!!!ドクオ!!!!!!」

('A`)「てめぇにはさっきの仮があるからな、びびって逃げんじゃねーぞ!」

( ^ω^)「さっきはびびったけど、もう怖くないお。そっちこそ、病院の手配でもしとくお!」

('A`)「ちっ!」

そういうと、ドクオは姿を消した。

(´・ω・`)「ん〜、僕にもどっちが勝つかわからないや。
      もしブーンが負けても僕が優勝するぞ!」

そしてついに今大会のナンバーワン注目試合、準決勝第二試合が今始まろうとしていた。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 00:47:43.18 ID:miTjrCao0
( ^ω^)「じゃあ行ってくるお」

(´・ω・`)「うん、ブーンがんばってよ」

( ^ω^)「決勝で会うお!」

そういうとブーンは武舞台へと走っていってしまった。

(´・ω・`)「さぁ、僕も見物見物!」

ショボンも控え室から二人の戦いを見ようと。部舞台へ歩いていった。
ショボンがつくころには、二人ともすでに睨み合っていた!

( ^ω^)「行くお!」
('A`)「死ぬ気で来やがれ!」

はたして…


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:00:03.49 ID:miTjrCao0
先に飛び出たのはブーンだった!

( ^ω^)「まずは小手調べだお!」

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーン

ブーーンのままドクオに向かって突っ込んでいくブーン。

('A`)「そんなんがきくかよっ!ふんっっ!」

( ^ω^)「おぁっ…!!」

がっがっ!!…迫り来るブーンに対してドクオはブーンの両手をつかみ、みぞおちにドロップキックを入れた。

('A`)「はぁっ!!」

ドゴッ!ともろにブーンの腹に入った。

クリーーンヒットーー!!


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:01:42.12 ID:miTjrCao0
( ^ω^)「ぐっ……!」

キックを受けたブーンは空中で一回転しドクオとの距離を置いて着地した!

スタッ!

('A`)「まだまだー!」

( ^ω^) !!!

間髪入れずにドクオが突っ込んできた!

('A`) シュッシュッ!

バコ、ドガッ! …左フックから、右ダッシュアッパーへとつないだ。
ブーンはなるがまま後ろに吹っ飛び、しりもちをついた。

('A`)「くくく…」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:02:56.91 ID:miTjrCao0
ブーンはすぐに立ち上がった

(;^ω^)「結構きいたお。油断しすぎたお」

体に付いた汚れをぱっぱっと払い、ブーンはドクオを睨みつけた!

('A`)「そんな技が俺に通用すると思ったか?」

( ^ω^)「ふん!小手調べだお!」

('A`)「はじめから全力でかかってくるんだな。あとで後悔するぞ!」

( ^ω^)「言われなくても分かってるお!」

そういうとブーンは、下半身を固定し後ろを振り返った。


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:04:21.87 ID:miTjrCao0
一瞬ブーンの動きが止まったかと思うと、次の瞬間…

(´・ω・`)「ブーンの奴、あれをやる気だな!さすがに相手が相手だからな」

ショボンは修行の日々を思い出していた。

…ピカッ!!!

('A`) !!!!

ブーンの体が一瞬光った!


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:16:34.49 ID:xJP33Cu+0
三三三⊂二二二( ^ω^)二⊃ミ 高速ブーーン

電光石火となったブーンがドクオに突っ込んだ!

('A`) !!!!
速い、さっきより格段に速い!
そう思うが否や、ブーンとドクオの距離はあとわずか。

('A`)「ちっ…!」

ドクオは超反応で避けようとしたが左肩にブーーンを食らってしまった。

(´・ω・`)「浅い!おしいなぁ」

('A`)「…」

これにはドクオもただただ沈黙するのみ

('A`) (モロに食らったらアウトだったかもな…)

('A`)「おいっ!にやけ面!」

( ^ω^)「何だお?」

('A`)「甘く見ていたのは俺のほうかもしれんな。ウォーミングアップ終わりだ!
    今からマジで行くぜ!」

( ^ω^)「御託はいいお!さっさと来るお!」

…どうなる??

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:19:51.03 ID:xJP33Cu+0
( ^ω^) 「だああぁっ!」

('A`) 「おおぉぉっ!」

ドッゴーン!、ドゴドゴドゴ! ブーンとドクオがぶつかり、二人の拳のぶつけ合いに凄まじい爆発音が産まれる。
ブーンが蹴りをドクオに入れようと足を大きく振りかぶった。

(#^ω^)「くらうおー!」

シュパン!!強烈な蹴りを放つブーン。
ドクオは上段を両腕でぎりぎりガードした!

ビリビリビリ、痛いほど腕が痺れた…。

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:21:58.18 ID:xJP33Cu+0
( ^ω^) 「まだまだぁっ!!」

凄まじい蹴りの連打に一時ドクオは引いた。
お互い両者を見ながら武舞台を駆ける!

('A`)「くそっ!痺れがとれねぇ」

タタタタッ!っと武舞台を駆ける二人。とてつもなく速い。

('A`)(くそ…、アレを使って時間稼ぎするか)

果たして、アレとは一体…!!


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:23:44.66 ID:xJP33Cu+0
ブーンはタイミングを見計らっていた。

( ^ω^)「……今だお!とりゃー!」

自慢の脚力を生かしたとび蹴りがドクオを襲う!

('A`) 

スッ!

ドクオは動くのを止めた。仁王立ちだ!

( ^ω^) (コイツ頭よえぇw)

( ^ω^) 「だあぁぁっっ!!!」

ブーンの蹴りはドクオを完全に捕らえていた!

('A`)

('A

(


( ^ω^) !!!!

ドクオが消えてしまった!

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:26:14.02 ID:xJP33Cu+0
(;^ω^)「ど、どこ行ったお!」

一瞬あたふたしたブーンの背後から声がした。

('A`) 「ここだ!」

ドクオはブーンの背中を取っていた!

( ^ω^) 「なっ!!??」

振り返ろうとするブーンめがけ思いっきり横蹴りを入れた!

('A`) 「りゃっ!」

バキュッ!背後からドクオの蹴りが炸裂。
ブーンはそのまま勢いよく蹴り飛ばされ、

ズザザザー…

ドゴォォンッ!!

ブーンは武舞台の壁まで吹っ飛んで行った。

('A`) 「くくく…」


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:28:12.01 ID:xJP33Cu+0
(´・ω・`) 「あちゃー、もろにはいったなぁ。」

戦っている二者のあまりの壮絶さに場内は静まり返っていた。

パラパラ……、…カラン……。

壁に激突したブーンが起き上がろうとすると壁の破片が崩れ落ちた。

(;^ω^) 「今のはさすがに死ぬかと思ったお…」

やっとこさ立ち上がるブーン。ブーンの息は上がっていた。

( ^ω^) 「はぁ、はぁ…」

('A`) 「くくく…、さすがの貴様ももうバテ気味のようだな。お前の負けは近いぞ!」

顔の切れた傷を手でぬぐいながらドクオの言葉を頭に入れた。

( ^ω^) 「…まだ、まだ行けるお。」

戦況決してよくはなかった。


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:38:13.39 ID:xJP33Cu+0
徐々に追い詰められたブーン、はたして、勝機はあるのか?

( ^ω^) (確かにこのままじゃまずいお。ここは一気に勝負に出るお。)

ブーンが構えると、それに応えるようにドクオも構えた。
じりじりと睨み合いが続いた。

(´・ω・`) 「ブーン、ここが正念場だ。がんばるんだ。」

ショボンの応援などもはや二人の耳には入っていなかった。
そんな中、ブーンは不適な笑みを浮かべた。

( ^ω^)「次の技が敗れたら、もう勝ち目は多分ないお!」

('A`) 「!……」

このブーンの言葉が意味するものとは…。


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:40:36.88 ID:xJP33Cu+0
( ^ω^) 「ほおぉーー!」

ブーンは両手を腰の位置に持ってきて集中を始めた。
それを目にしたドクオは痺れの治った手を軽くぶらぶらさせ構えなおした。
そして、さっきのブーンの言葉の意味を考えた。

('A`) (次でコイツの真価が分かるのか…?それともただのはったりか…?)

ドクオは迷っていた。
そして考えれば考えるほどドクオは拳を深く握った。
今度は気合を入れねば…。
そして…

( ^ω^) 「ーー!、…行くお」

ブーンは気合だめをやめ、再びあの体制をとった!



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:41:07.02 ID:xJP33Cu+0
('A`) 「高速ブーーンか!」

ドクオはブーンの考えをよんだ。

三三三⊂二二二( ^ω^)二⊃ミ 高速ブーーン

ドクオの読んだ通り、ブーンは高速ブーーンを放った。
凄まじい速さでブーンが突っ込んでくる。
しかし今回はドクオは完全にブーンの動きを捕らえていた。
ドクオはにやりと笑うと、

('A`) 「二度は食らうかっ!」

バッ!
と言いながら真上にジャンプした。
少し余裕の表情になるドクオ。
ところがその表情は一変する。

( ^ω^)「おおぉっ!」
バッ!
ブーンもそのまま勢い良く真上に飛び上がった!


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/12(土) 01:42:59.83 ID:xJP33Cu+0
('A`) 「!!!」

ドンドンと二人の距離が縮まる。
ブーンの目がドクオを捕らえると、足を大きく振りかぶった!

( ^ω^)「くらうおっ!」

ドガァッ!!…ブーンの蹴りがドクオを捕らえる。


('A`)「ぐふっ!」

そこからさらに蹴った勢いを残したまま、反対側の足を上げた。
ソバットだ!
空中で体をひねり、ドクオの背中めがけておもいっきり足をぶん回した。

ヒュッ!…グギャツ!…ブーンの蹴りはドクオの胸にヒット!

('A`) 「あぐ…っ!」

さっきの余裕が嘘のような顔のドクオ。
ブーンはさらに追い討ちをかける。

(#^ω^)「もういっちょっ!」




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