( ^ω^)が台風の目に入ったようです
名前: ◆dcA562FVRg
「エピローグ」


( ^ω^)「相変わらず・・・瓦礫の街かお。」

僕は戻ってきた・・・再び僕らの街に。
相変わらず瓦礫に埋もれているけど、僕は何故かホッっとできる。


( ^ω^)「あれから・・・1年もかかってしまったお。」


・僕はあの後、海に落ちて3日間海原を彷徨ったんだお。
幸運にも、隣国の船に助けられて生き延びた。

あの台風でVIPは国家としての機能を失い、最近まで入国すら禁止になっていた。
逃げ遅れた死者は、測定不能だったらしい。

・そして僕は日記を閉じた。


( ^ω^)(ドクオ・・・ショボン・・・ツン・・・。待たせたかお?)


辺り一面、生物の存在を想像させない荒野が続く。
ブーンはそんな中、崩れた母校の校庭にたたずんでいた。


( ^ω^)(死の街・・・か・・・。)


ふと、足元に小さなたんぽぽの芽を見つけた。
風に乗って、何処からか飛んできたのだろう。ふとショボンの言葉を思い出す。


{ (´・ω・`)「微々たる事が、大きな影響を与えることもあるっていう事さ」 }


( ^ω^)「・・・・・・・。」


( ^ω^)「・・・この芽も・・・僕も・・・新たなる第一歩だお!
ここも以前のように緑いっぱいの街にしてやるお!
VIPは滅びぬ!何度でも蘇るさ!」


ξ???)ξ「でも、そんな大仕事、あんた1人じゃ無理でしょ?」

( ゚ω゚)「・・・・・・・・。」


後ろから聞こえた声に僕は振り向かず答える。


( ^ω^)「そう、僕1人じゃ無理な話だお。でも「誰か」が手伝ってくれればやれるはずだお!」


ξ???)ξ「ふぅ、しょうがないわね。あんた1人には任せらんないから、
「仕方なく」手伝ってあげるわよ。」

( ;ω;)「・・・・・・。あ、ありが・・・と・・・う」


僕は勢い良く振り返って、彼女を抱きしめた。


( ^ω^)が台風の目に入ったようです    〜fin〜


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    カオス系おまけ
           O 。
             , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((^ω^\ )< というお話だったのだお
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´◎`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/


(´◎`)「ドクオとショボンはどうなっちゃったのでちゅお?」

/^ω^))「そうだおね・・・あの2人は・・・。」



ドクオの場合


('A`)「URYYYYYYYYYYYY!!」


ドクオは大気圏を破って、宇宙空間まで放り出されたんだお。

しかし、きゅうきょくせいめいたいであるドクオは・・・。

('A`)「宇宙空間だと!フンッ!
体内から空気を噴出させて軌道を変え、地球に戻ってやるわ!」

しかし、ドクオの顔が凍りつく


(;'A`)「こ・・・凍るッ!ぎぃゃぁぁぁ、空気が外に出ると凍ってしまうッ!
これでは、軌道が変えられん!も、戻れんッ!」


------ドクオは-----

2度と地球へは戻れなかった・・・。
鉱物と生物の中間の生命体となり
永遠に宇宙空間をさまようのだ。
そして 死にたいと思っても死ねないので

----そのうちドクオは 考えるのをやめた。-----


/^ω^))「だったらしいお」

(;´◎`)「ちょwwwwwjojowwww
じゃぁ、ショボンは?」


ショボンの場合


(;´・ω・`)「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

ショボンは上空まで打ち上げられた。
しかしショボンはぶくうじゅつでなんとか体制を整えた。

(;´・ω・`)「はぁっ、はぁっ。
台風の野郎・・・ゆ、許さんぞぉぉぉぉぉ!こうなったら・・・」


ショボンはキョロキョロと周りを見渡す。


(´・ω・`)「ちっ・・・。流石にまだ月は出てないか・・・。
これは体力を喰うから嫌なんだが・・・。」


・そういうと、ショボンは掌から小さな球体を作り出したんだお!


(;´・ω・`)「はぁっ、はぁっ、ははは、これでお前もおしまいだ!」


ショボンがその球体を空に向かって投げる。


(´・ω・`)「弾けてっ、混ざれっ!」


次の瞬間、空には見事な月ができていた。


(´・ω・`)「くくく・・・はははははははは」

ショボンの体がミキミキと音を立てて変形していく!


            , '´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i
           | |,,_   _,{|
          N| "゚'` {"゚`lリ     や ら な い か?
             ト.i   ,__''_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \
  .|     {.|  ` - 、 ,.---ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
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  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |
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ショボンの体からおぞましいほどの気が発せられる。

(´・ω・`)「くくく、掘り尽くしてやるぞ!」


次の瞬間、ショボンが急降下を始めた。


(´・ω・`)「あ、変身するとぶくうじゅつ使えないんだった」

・・・
・・



/^ω^))「ショボンはそのままじめんにげきとつしてしんだんだお。」

(;´◎`)「・・・・・・。」



ブーンは話し終えると、よっこらセッ(ryと腰を上げ、窓から外を眺めた。

そこには、緑に覆われた美しい国があったのでした。


〜fin〜

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