( ^ω^)が台風の目に入ったようです
- 3 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 18:51:58.00 ID:zer927jP0
-
登場人物
( ^ω^)ブーン ・楽観的で友達想い。
ドクオを助けられなかった事がずっと尾を引いている。
一応、本編の主人公
(´・ω・`)ショボン ・冷静でマイペース
3人組の頭脳的存在だが、体を動かすのは苦手。
生き残りをかけたキーマン
('A`)ドクオ ・傍観者で心配性
序盤で強風にさらわれ、台風に飲み込まれる。
生死不明
ξ゚听)ξツン ・ツン デレ
ブーンとショボンによって九死に一生を得る。
怪我はしてるが、軽症。
- 2 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 00:00:42.20 ID:H8N0wyty0
- 前回までのあらすじ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| アパム!アパム!食料と水持って来い!アパーーーム!
\_____ ________________
∨
/ ̄ ̄ \ ショクリョウナシ
/\ _. /  ̄ ̄\ |_____.| / ̄\
/| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘ | ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\ || / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄ /|\
- 6 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 18:58:12.26 ID:zer927jP0
- 第7話 〜束の間の休息2〜
( ^ω^)「・・・・・。」
(´・ω・`)「・・・・・。」
ξ゚听)ξ「・・・・・。」
必要なものはたくさんあった。食料・水・包帯・・・。
ξ゚听)ξ「こ・・・・・。」
ξ#゚听)ξ「ここの何処に食料があるって言うのよー!!!!」
- 7 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 18:58:56.85 ID:zer927jP0
- そうなのだ。災害の恐ろしいところはその被害だけでは無い。
その後の食糧難、感染病など様々な弊害をもたらす。
街が吹き飛ばされた今、ブーン達にとって食料と水の確保は難しい問題だった。
(´・ω・`)「今まで、食べ物が無くなるなんて想像したことも無かったなぁ・・・。
街に行けばなんでもあると錯覚してしまった。」
( ^ω^)「でも、食べなきゃ死んじゃうお!どうするんだお?」
(´・ω・`)「ん〜、そうだなぁ。3人で手分けして探そうか。
もしかしたらまだ生存者もいるかもしれないし。」
ξ゚听)ξ「分かったわ。1時間後に校庭に集合でいいかしら?」
- 9 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 18:59:47.24 ID:zer927jP0
-
( ^ω^)「ツンは怪我してるから、ブーンと一緒に来るといいお」
(´・ω・`)「そうだな。ブーンはツンちゃんの補助をしながら一緒に捜索してくれ」
ξ////)ξ「べ、別にっ、あんたと一緒に行きたい訳じゃないからね?!
怪我してるから仕方なく、なのよ?!」
( ^ω^)ω・`)「はいはい」
- 10 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:01:03.38 ID:zer927jP0
- ・僕とツンは一緒に捜索を始めた。
だけど見渡そうとも瓦礫の山、山、山。当然の如くお店なんて残ってるわけがない。
それに岩をも巻き上げるほどの風だったんだ。
食料なんて既に吹き飛ばされてるに決まってる。
( ^ω^)「やっぱり何も無いお・・・。」
ξ゚听)ξ「ちょっと!速攻諦めないでちゃんと探しなさいよ!」
( ´ω')「でも、お腹も空いて力が出ないお・・・。それに幻覚まで見えてきたお・・・。」
- 11 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:01:36.07 ID:zer927jP0
-
))
(\ 。 。 /)
(_(_(\ ∨ /)_)_)
(_(_(_\( ゚д゚)/_)_)_)
(_(_(_( 《?》)_)_)_)
(_(_(_/《ii》\_)_)_)
(_(_/ JJ \_)_)
(_/ \_)
ミ *
( ´ω')「・・・・・・。」
- 12 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:02:23.46 ID:zer927jP0
-
))
(\ 。 。 /)
(_(_(\. ∨ /)_)_)
(_(_(_\( ゚д゚ )/_)_)_)
(_(_(_( 《 ?》)_)_)_)
(_(_(_/ 《ii》\_)_)_)
(_(_/ JJ \_)_)
(_/ \_)
ミ *
( ^ω^)「・・・・・・」
- 13 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:03:14.51 ID:zer927jP0
-
(# ^ω^)「何・・・見てるんだお?」
( ゚д゚ )「・・・・・・・ケッ・・・ブタガ」
(# ^ω^)(ビキビキ)
(# ^ω^)「てめーはおれをおこらせた。羽を?いで食ってやるお!」
- 14 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:04:16.40 ID:zer927jP0
-
/⌒ヽ
( ^ω^)
(⌒`:::: ⌒ヽ どっからでもかかって来いお!
ヽ:::: ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 │
( ゚д゚ )「グオアァァァッォォォオオ!!」
( ^ω^)「・・・・・。」
- 15 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:04:53.31 ID:zer927jP0
-
/⌒ヽ こりゃかなわん
へ( ^ω)ノ
≡ ( ┐ノ
:。; /
- 16 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:05:28.52 ID:zer927jP0
-
・
・・
・・・
ξ゚听)ξ「ねぇブーン!あっちに缶詰が落ちてたわよ!」
ξ゚听)ξ「・・・・・・何・・・やってるの?」
(; ^ω^)「ツン!助けてだお、あの蝶みたいな奴が・・・。」
ξ゚听)ξ「・・・・蝶?」
- 17 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:06:12.75 ID:zer927jP0
-
))
(\ 。 。 /)
(_(_(\. ∨ /)_)_)
(_(_(_\( ゚д゚ )/_)_)_) 「・・・・・・・ブス」
(_(_(_( 《 ?》)_)_)_)
(_(_(_/ 《ii》\_)_)_)
(_(_/ JJ \_)_)
(_/ \_)
ミ *
ξ# )ξ「・・・・・・・。」
- 18 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:07:36.40 ID:zer927jP0
- | `l l l l l l l l l l l|| / /ノ ll|||||||||||||||||||||||||l, ` | // |llllllllll//
.|、 \`l l l l l l l l l\ || `ヾ|||l / / )lllllシ//
| `ヾミミミミミミミ―、_ \ ヽ、_ `l|||ll | / |シ///彡
| / ト、`ヾミヾ`ヾ、ヾヽ \`ヾ=、、 ヾ||||l、 `l / ///彡彡彡
\_ノ | `l )|||\ `l ミ、 `ヽヽ-ゞlヽ ヾ|||||ヽ/// ノ||彡彡彡彡
フ `l |'|| | `l `l |||  ̄ ̄´ `||||シ /lllllllllllll彡彡彡((
/ `l_/||| | 乂―卅―――-- 、_  ̄ ,、'´ イ彡((川 |
/ ,、'`ヽ、_ `―'´ /二ミイ川川((川| | もう1度言ってみろ
| ,、'''´´`、 `ヽ、 |`―'´/川川`l | | |ミミゝ
`l ,、'´ `、 `、 ≡| /ミミミミミ三≡三
|´ ,、`、, ,、',、`l 三≡| /ミミミミミ三三三三
\ ,、'´ `''´´´,、'´ '| `l、/ミミ三三三三三ミミ
`l,、´ ,'´ ―、、 )ミミミミミミミミヾ`ヾ
| ,、'´ ,、'´ >―-'´ミミミミミミミ`川ミミヽ
| ,、'''´ ,´ _,、 / /ミミミミミミ川川`l川川 ミミ
| ,、'´ ,' ,、―'´ ̄ `-'`l |ミミミミミミ川川| `l川川 `l
/ヽ、、' ,' ―< ̄ ̄ ̄ ̄`―//ミミ|ミミミミミミ|ミミミミ| |
/ \_ ,'  ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-´ノ| `l川||川川川 ミミミ_ミミミミ
| \_,´ `ヽ、____ イ川| `l|`l | | |`l ヾミミヽ、
- 19 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/20(日) 19:08:15.76 ID:zer927jP0
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(; ゚д゚ )「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
( ゚ω゚)「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
・そういえば蝶に襲われてからの記憶がないんだお。
何か見てはいけないものを見た気もするんだお・・・。
- 12 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 00:27:09.07 ID:H8N0wyty0
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(´・ω・`)「おっ、破損してないペットボトル発見。
計3本か。水分はなんとかなりそうだな。」
しかし、蒸し暑い。そして風も完全に無風状態だ。
日差しを遮るものがないから、体感温度もいっそう暑く感じる。
(´・ω・`)(この規模の台風だったし、国内の救助は期待できそうにないな。
海外からの支援待ちか・・・。2日はかかりそうだな・・・。)
ショボンは、冷静にこれからどうすれば生き残れるのか状況を確認していた。
ただ1つの誤算を除いては・・・。
(´・ω・`)(そろそろ1時間か。ブーン達は何か発見できたかな・・・。
とりあえず、校庭に戻るとするか。)
第7話 〜完〜
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